取り組み・活動報告
【三洋商事】関西大学北陽高等学校の『企×学協働プロジェクト「刀」』に参加しました
2025.03.262024年9月から2025年3月までの約半年間、関西大学北陽高等学校の1年生を対象におこなわれた『企×学協働プロジェクト「刀」』に参加しました。
本プロジェクトは、2022 年度から高校教育で必修化された「探究学習」の一環として実施され、企業との協働を通じて、実社会の課題解決を生徒が主体的に考えるものです。思考力や判断力、表現力など課題解決に必要な能力を養うのみならず、企業が直面するリアルな課題に触れることで、社会活動への興味・関心をかき立たせる狙いがあります。
今年度は360人の生徒と24の企業が参加しました。生徒は各企業とのマッチングを経て、チームごとに提示された課題解決策を提案し、3月には成果発表をしました。
当社は、4チーム18名と協働し、「学校でSDGsを浸透させる仕組みを考えよう」という課題を設定しました。
当社では、2022年度より独自のSDGsプロジェクト「Sanyoありがとうチャレンジ2030」を通じて、社内のSDGs浸透を図る活動を実施しています。
より多くの人にSDGsへの関心を持ってもらうにはどうしたらよいか、若い世代と共に課題解決をしていくことで、新たな発想が見えてくるのではないかとの期待を込め、今回の課題を設定しました。
生徒の皆さんは、提示された課題からさらに小さな問いを設定し、自分たちでアンケート調査や仮説検証などをおこないながら、課題解決に向けた様々な提案をしてくださいました。最終プレゼンでは、高校生らしいユニークなアイディアを発表してくださり、生徒の皆さんから多くの力強いエネルギーをいただきました。
▼最終プレゼン内容
14班:見た目も綺麗かつ捨てるものが分かりやすい「二重構造のごみ箱」
(ペットボトルのごみ箱の場合、二重構造の隙間にきれいなペットボトルを敷き詰める)
24班:学校の行事でゴミを分別するキャンペーン
61班:校内で節約した分のお金でご褒美のお菓子を配布/生徒限定フリマアプリの作成
76班:「人型のごみ箱」を設置し、人の体にプラスチックが蓄積する様子からごみの削減を促す
さらに、各クラスで実施されたプレゼンの中から、高い評価を得たチームが選ばれ、学年全体の前で発表をおこないました。選抜チームの中には、当社と協働した61班も選出され、堂々とした素晴らしい発表に、心を打たれる瞬間でした。
今後も様々な学校と連携し、未来に希望を抱く若い世代の力となれるような活動を推進してまいります。
■企×学協働プロジェクト「刀」学年プレゼン
https://www.kansai-u.ac.jp/hokuyo/topics2025/03/post_785.html
■関西大学北陽高等学校
https://www.kansai-u.ac.jp/hokuyo/
