COP10パートナーシップ事業「生き物に関わる 『エコとわざ』 コンクール」審査結果発表
環境省から環境トップランナー企業として認定を受けた「エコ・ファースト企業」による自主運営組織「エコ・ファースト推進協議会」(2009年12月9日設立・加盟企業30社(2010年8月末日現在))は、5月22日(国際生物多様性の日)から7月末日にかけて、全国の小中学生から“いろいろな生き物と一緒に生きる”ことを表現する創作ことわざ「エコとわざ」を募集しました。
当協議会では、2010年が国際生物多様性年に当たること、及び、10月に名古屋市でCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が開催されることから、本年度は生物多様性にフォーカシングした事業を展開しています。
当コンクールは、生物多様性の保全に向けた意識を小中学生から親世代・コミュニティへと拡げ、その高揚を目指すとともに「エコ・ファースト制度」及び「エコ・ファースト推進協議会」の認知度向上を図りつつ、COP10の成功に向けて側面支援することを目的に開催しました。
この度、応募総数484点を審査委員会※ で厳正に審査した結果、以下の通り、受賞作品が決定しました。
■「エコ・ファースト推進協議会」優秀賞
【小学生の部】
温暖化 去年の虫と ちがう虫
(横浜市立田奈小学校 6年 池田 春花さん)
【中学生の部】
トンボのメガネ 水がきれいか見張っている
(浦和明の星女子中学校 1年 見瀬 知里さん)
■日本ことわざ文化学会賞
くまをおうより森をそだてよ
(東京都杉並区立四宮小学校 3年 湯川 真有さん)
■森 洋子 賞
僕らが守るよ!地球の未来
(佐久市立中込小学校 3年 関 颯斗さん)
※日本ことわざ文化学会会長の 森 洋子 氏 がコンクールの趣旨に
共感し、個人として表彰します。
■加盟企業賞(「エコ・ファースト企業」認定順)
●ビックカメラ賞
せみのこえ あつめてでんき つくれそう
(浜松市立西小学校 4年 池下 いおなさん)
●ユニー賞
みみずさん 野菜作りの 名人だ
(東京都墨田区立第三吾嬬小学校 6年 八巻 夏葵さん)
●キリンビール賞
ビオトープ カエルとボクの エコ学校
(横浜市立一本松小学校 5年 森 駿さん)
●ライオン賞
澄んだ川 魚とおどるぼくの足
(高崎市立片岡中学校 3年 小西 悠介さん)
●INAX賞
おみずはね せかいのいのちが こもってる
(常滑市立常滑西小学校 4年 中野 愛梨さん)
●積水ハウス賞
たぬきもへびもすんでる森は エコでちきゅうをひやしてる
(川崎市立金程小学校 2年 金子 昌平さん)
●日産自動車賞
(ECO)2 - CO2 = E2 (everything energy)
エコエコマイナスシーオーツーはエブリシングエネルギー
(東京都文京区立音羽中学校 2年 山岡 千紘さん)
●NECパーソナルプロダクツ賞
朝顔のつるを伸ばして緑のカーテン
(慶應義塾普通部 2年 西村 陸さん)
●三洋商事賞
ふやそうよ 緑のカーテン エコロジー
(東大阪市立玉川小学校 4年 密城 秀太さん)
●ANA賞
みんなでサンゴをうえてきれいなうみ
(鳩ヶ谷市立鳩ヶ谷小学校 1年 中村 はるさん)
●ダイキン工業賞
エコがふえれば地球が笑う
(本庄市立西小学校 4年 鈴木 鶴也さん)
●電通賞
分別は資源の母
(横浜市立駒林小学校 5年 高谷 紗友里さん)
●日本興亜損害保険賞
人間が出すのはCO2、地球が出すのはSOS!
(東京都江東区立東陽小学校 4年 尾高 美衣菜さん)
●住友ゴム工業賞
いつも完食。残飯出さないエコなぼく。
(明石市立鳥羽小学校 5年 福丸 寛裕さん)
●資生堂賞
エコでニコッ、地球の笑顔を取り戻そう
(秋田大学教育文化学部附属小学校 6年 福田 琳之介さん)
●戸田建設賞
自然が生み出す癒しの時間 僕らもエコで恩返し
(群馬県邑楽町立中野東小学校 5年 田村 優樹さん)
※尚、各賞受賞作品は表彰団体や企業が生物多様性への取り組みを推進する
上でのスローガンなどとして利活用していく予定です。
また、当協議会は、10月27日(水)から30日(土)にかけて開催される「メッセナゴヤ2010」へのブース出展を予定しており、入賞作品の表彰式を10月30日(土)に「メッセナゴヤ2010」 第3号館特設ステージで執り行う予定です。