【積水ハウス】工場間の鉄骨部材輸送を鉄道にモーダルシフト
積水ハウスは、静岡工場(静岡県掛川市)で生産している50周年記念鉄骨戸建住宅「Be Sai+e(ビー・サイエ)」の構造の主要な部分を占める鉄骨軸組の輸送において、トラックから環境負荷の低い鉄道へのモーダルシフト(※)を行い、平成23年1月6日より運用を開始しました。

「ビー・サイエ」の鉄骨構造システムは、従来のエリアごとの工場での生産体制ではなく、昨年11月に稼働を開始した静岡工場の新製造ラインで集中生産し、関東工場(茨城県古河市)及び東北工場(宮城県加美郡色麻町)、山口工場(山口県山口市)へトラックで輸送していました。このうち特に輸送距離が長い東北工場と山口工場への輸送手段を鉄道に切り替えるモーダルシフトを行いました。年間720棟の輸送を鉄道にモーダルシフトすることにより、トラック輸送と比較してCO2排出量を年間162.24t削減し、環境負荷を低減することができます。

この取組みはセンコー株式会社、日本貨物鉄道株式会社と連携したもので、コンテナの購入費用の一部はグリーン物流パートナーシップ会議(主催:(社)日本ロジスティクスシステム協会、(社)日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省)とNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構 所管:経済産業省)が行う「平成22年度 グリーン物流パートナーシップ普及事業」に採択され補助を受けて実施しています。

大型の鉄骨部材も積載可能な31フィート(約9.45m)の「エコ」をテーマにしたオリジナルラッピングコンテナを用いて静岡工場から山口工場間で運用し、沿線における環境PRも目指します。

住宅業界においては、鉄道へのモーダルシフトの本格実施とオリジナルの大型コンテナの使用は先進的な取り組みと言えます。 
今後も当社は環境負荷の低減を図るため、生産や物流の改革を推進してまいります。


(※)貨物輸送における効率的な輸送機関への転換。トラックなどから環境負荷の少ない大量輸送機関である鉄道貨物や海運への転換を図ること。

積水ハウスオリジナル31フィートコンテナ(静岡-山口間)